エンジニアブログ

自国の課題について考える

2017.10.17

2016年より、機構では、ABEイニシアチブや資源の絆で日本の大学院で学ぶ留学生を対象に、2週間のインターンシップを行なっています。インターンシップでは、地球規模課題への対応・日本企業と自国との架け橋となる人材を育成するため、第1週では、リモートセンシング/GISデータ利用の基礎研修や実践的な現地調査実習を中心に行います。第2週では、日本企業による事業紹介、ビジネスネットワーク構築を実施します。また、リモートセンシング/GISデータ利用の利用拡大・ビジネス化を目指し、インターンシップ参加者には、帰国後のビジネスモデルを描けるよう、プログラムを構築しています。

その中で、リモートセンシング/GISデータ利用の基礎研修が終了するころ、アイデアソンを実施します。アイデアソンでは、インターンシップ参加者が3 - 4人の小さいグループに分かれて、あるテーマについてのアイデア出しを行い、発表するものです。アイデアソンをとおして、参加者自身の考えや目標を明確にするだけでなく、参加者間の交流を深める機会にしています。

インターンシップ中に実施するアイデアソンでは、自国における地球規模課題解決に向けた取り組みについてアイデア出しを行います。

自国の地球規模課題をひとつ選択する
参加者自身の研究テーマとリモートセンシング/GISデータ利用技術を用いてどのように解決するか

目の前にある地球規模課題は何か、どのように取り組むことができるか、それに必要な技術は何か等、アイデアを出し、参加者同士で話し合い意見をまとめる作業は、リモートセンシング/GISデータ利用において重要なことと考えています。リモートセンシング/GISデータはさまざまな分野に応用できます。しかし、それだけで、目の前にある課題を解決することはできません。課題を解決するために、どういうデータが必要か。その選択肢のひとつにリモートセンシング/GISデータがあると考えています。自国の課題を見出すことで、自身の技術や研究テーマ、そこにリモートセンシング/GISデータ利用技術を組み合わせることで、新しい解決方法が見出せるものと考えています。

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ABEイニシアチブ: アフリカの若者のための産業人材育成イニシアチブ「修士課程およびインターンシップ」プログラム (Master's Degree and Internship Program of African Business Education Initiative for Youth)
2013年のアフリカ開発会議(TICAD V)において、安倍首相(当時)によるスピーチの中で、5年間で1,000人のアフリカの若者に対し、日本での教育に加え、日本企業でのインターンシップの機会を提供することが示されました。

資源の絆: 途上国の鉱業分野を担う行政官や研究者を日本に招き、研究員として大学院で修士や博士過程を履修、企業や大学、行政機関等でインターンシップを受けるプログラムです。

インターンシップでのアイデアソンの様子

(by 中村)

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